1. 発端:WordPressインストール後の謎挙動
2025年4月11日私は新しいレンタルサーバーを試してみようと思いコノハとMixhostを検討しました。コノハはVPSで使っているし、mixhostって使ったことないなーと思い、休眠していたドメインでも活用しようかと思い以前から所有していたドメイン(仮にexample.comとします)を、お名前ドットコム→エックスサーバーからお名前ドットコム→MixhostにDNSの参照先を変更し、 mixhostのコンパネから新たにWordPressをインストールしました。
ここから不思議なことしか起こりません。
インストールして、しばらくしてからサイトを見てみるが、表示されない。
1. 発端:WordPressインストール後の謎挙動
すると、トップページ「https://example.com」にアクセスした際に、 勝手に「https://example.com/crubo/login/」にリダイレクトされる現象に遭遇。しかもその画面がクソダサい。タイトルタグは棚画像処理 んん?ってなるね?
.htaccess
は空(あとから新規作成)/public_html/
配下に「crubo」フォルダは存在しない- WordPressはCpanelから6.2をクリーンインストール
- 証明書がまずおかしい、うんこレベル
にも関わらず、すべてのパスが <strong>/crubo/login/</strong>
に飛ばされる。
2. 試したこと一覧(リダイレクト解除)
あーこれはダメなやつかもしれないな、と思いながらも下記を試しました。
.htaccess
にRewriteEngine
を使ってリダイレクト無効化 → 効果なしfunctions.php
,wp-config.php
,index.php
などに不審なheader()
やwp_redirect()
がないかチェック → なし- phpMyAdminで
siteurl
,home
を確認 →https://example.com
になっており、問題なし readme.html
,test.html
を設置 → アクセスしても/crubo/login/
に飛ばされる
3. ログ調査の結果
- 生ログでもみるか、と思ってcpanelで生ログを確認(Apacheの
accesslog
およびsslaccesslog
を確認) - 生ログに
/readme.html
へのアクセスすらログに記録されていない(≒Apacheに届く前に弾かれている) /crubo
へのアクセス記録もない(内部的なPHPの処理?)どっちにしろサーバーの問題だ
4. 推測される原因
どれも怖い。こんなことなんじゃないかと思います。月曜日にならないと返事来ないからわかりませんが。
- Mixhostの初期構成に
<strong>/crubo</strong>
アプリが混入している? - cPanelが
<strong>example.com</strong>
を<strong>/crubo</strong>
にマッピングしている設定が存在? - Apacheの上流(nginxなど)やWAFレベルで
<strong>/crubo/login/</strong>
へ転送? - 別のユーザーのデータが誤って混在している?
5. Mixhostへの問い合わせはした
- サポートが AIチャットボットのみ対応今日は金曜の夜7時。土日休みだそう。月曜にメールするね!って言われて→詰む
- 絶望チャット

6. ユーザーとしての正直な感想
新品で買ったはずのサーバーに、勝手に
/crubo/login/
アプリが入ってるのって怖すぎませんか?
- サーバーに最初から何かが混入していた?
- WordPress設置前から挙動が変だった?(借りてすぐコンパネからWordpress入れたからわからん)
- Mixhostの信頼性に疑問を持った瞬間でした
7. 今後の方針と備え
- DNSをお名前.comでエックスサーバーに戻す前に、
.htaccess
やwp-config.php
、ログ類をすべて保全 - スクリーンショットで記録をしっかりとる
- Apacheレベルでブロックできない場合対策のしようもない。
- よって、このサーバーにお客様のサイトを設置はできない
- Mixhostの初期状態でリダイレクトがかかるという事象と初遭遇で二度と遭遇したくない
8.その他の調査
ページのソースにある「棚画像処理」を検索すると、同タイトルのページがありますね。
ソースの中に/crubotool/static/crubotool/css/style.css こんな記述があるので何かのフレームワークか・・?
引き続き調査を進め、何か判明すればこのページを更新します。
今まで、散々ホームページが見れない、真っ白だ、ロシア語になった、内容が変わった、などトラブル対応してきました。
今年にはいってからでも、acmailerという古いメール送信フォームのプログラムかが原因でサイトを書き換えられたというコーポレートサイトを復旧したり、乗っ取られたというサイトを復旧させたりしましたが、いつから感染してたかわからないところはリニューアルをいただくことになったりしましたが、いずれもメンテもせずに数年ほったらかしていたというような環境で起きたことでした。多くはメンテナンスしていないWordpressのサイトやPHPバージョンが古いままお問い合わせフォームが原因ということなんですけど、自分の場合のように今日契約してその日のうちにってことはあまり聞いたことがありません。
ちなみにお客様に制作した会社に聞いてみては、と言ったらすでに聞いていてサイトを制作した会社にはトラブル対応を断られたそうで。まぁ保守契約していなければ断られるリスクがありますね。
金曜のゆうがた、第4世代のWebサーバーともいわれるLiteSpeedサーバーを試したいだけだったのに。Conohaでよかったんだ。そっちにしたらよかった。。。
次の案件は広告もかかけるし安定させたくてアクセス数に備えたかったから試したかっただけなのに。
皆様も、借りたばかりの新しいサーバーだからと油断しては行けません。しかし、借りてみるまでわからないので備えることもできません。信頼できるサーバー会社を選ぶしかない。




